「なんで本を読まないといけないの?」に対する小島よしおの返答

 

これは単純に自分が本を読んできたから勧めてるってだけでしょ。なんで本を読んできたかは説明してるけど、デジタルじゃなくて紙の本を読むべき理由の説明にはなってない。

正直利便性考えたら紙の本にこだわるのはばからしいと思う。自分の体験が紙の本であったという理由でそれを勧めるのはどうかと思う。

 

デジタルを含む「本」を読むべき理由を小島よしおとは別に考えてみた。

おそらく、「本」はその成立過程がかなり難しくて、いま読める「本」というのはその内容と質が「歴史」によって保証されているのが大きいからだと思う。

良質な文章、有意義な文章を求めると、一番手っ取り早いのが「本」ということ。それは製本された紙の本でも、電子書籍でもどっちでもいい。利便性や価格的にはデジタルがおすすめ。

紙の本の方が格好いい、ってのはお好きにどうぞで、おすすめのポイントにはなり得ない。

もっとも、くだらないものも「本」になってるので、すべての本がおすすめというわけではないけどね。

漫画や映画で十分、に対しては漫画や映画の多くは「本」から影響受けて作られていて、「本」無しには作れない。漫画や映画にもいいものはあるけど、より多くのものを探すなら「本」の方がいろんな物がそろってる。漫画や映画で十分だと思えているうちは漫画や映画から試したらいい。

 

と、私なら中学生に回答する。